vs商学部マーキュリーズ

 10月3日、日大理工グラウンドにてリーグ戦第2戦となる、“商学部マーキュリーズ戦”が大雨の中行われた。

 1Q。理工のキックにより試合開始。#89林(1年・日大鶴ヶ丘)のタックルで商学自陣30ヤードより攻撃開始。最初のランプレイを理工ディフェンスが素早い集まりでノーゲインに押さえる。2nd、3rdダウンのランプレイもノーゲインに押さえ、商学のパント。
 理工は自陣40ヤードから攻撃権を得る。1st、2ndダウンのランプレイは商学の厳しいブリッツディフェンスによりゲインする事ができない。3rdダウン、QB#10太田(1年・日大鶴ヶ丘)がパスを試みるが失敗。理工の最初の攻撃はパントに終わる。
 自陣20ヤードより商学の攻撃。1stダウンは止めたものの、2nd、3rdダウンで立て続けに中央のランプレイでゲインを許してしまいFDを更新されてされてしまう。自陣35ヤードからの攻撃は、LB#5渡邉(恒)(4年・日大鶴ヶ丘)のロスタックルなどによりパントに追い込む。4thダウン商学のパント、キックされたボールをDT#98柴田(3年・県立関)がブロック。こぼれたボールをSS#89林がリカバーし敵陣10ヤードまで持ち込む。
 理工は絶好のフィールドポジションから攻撃権を得る。1stダウン、RB#7細江(3年・千葉日大一)のスイーププレイによりTD。TFPのキックもK#24西内(3年・都立三田)が決め理工が7−0と先制する。
 理工のキックにより試合再開。またも#89林が好タックルを見せ、商学は自陣30ヤードからの攻撃となる。2ndダウン、商学のランプレイをDT#98柴田がロスタックル。3rdダウンのパスプレイも理工DB陣がしっかりとカバーしパス失敗に終わる。4thダウン、蹴られたパントをRET#24西内が50ヤードまでリターンする。
 理工の攻撃。1stダウン、RB#29小川(2年・千葉日大一)のダイブプレイにより敵陣35ヤードまで一気に持ち込む。勢いに乗りたいところだがRB#29小川がファンブルし、それを商学LB#51にリカバーされてしまう。
 自陣30ヤードから商学の攻撃。1stダウン、好調の理工ディフェンスだが商学QB#17からTE#87へのプレーアクションパスにより、この日2回目のFD更新を許してしまう。自陣40ヤードからの1stダウン、ランプレイにより8ヤードゲインされ嫌な雰囲気が漂うが、2nd、3rdダウン続けてDT#98柴田がロスタックル。

 2Q。商学のパントを理工が良いプレッシャーをかけ相手のミスを誘い、理工が自陣45ヤードからの攻撃権を得る。
 1stダウンRB#7細江のブラストプレイにより6ヤードゲインするが、その後ゲインすることができずパント。ここでP#24西内(3年・都立三田)が絶妙のパントを見せ、自陣2ヤードより商学の攻撃。ここも理工ディフェンス陣が良い集まりでゲインを許さず、パントに追い込む。
 自陣43ヤードより理工の攻撃。追加点が欲しい理工オフェンス陣だが、2ndダウン、RB#7細江がファンブルし商学にリカバーされてしまう。
 自陣45ヤードより商学の攻撃。商学に良いフィールドポジションからの攻撃を与えてしまうが、商学もボールが手につかずファンブルしたところをDE#77池上(2年・攻玉社)がリカバー。再び50ヤードより攻撃権を得る。
 理工はRB#7細江RB#29小川の中央プレイにより、FD更新。またもRB#7細江のスイーププレイで立て続けに1stダウンを更新する。一気にTDを取りたい理工オフェンス陣だが、思うようにゲインすることができず4thダウンギャンブルとなる。ここでRB#7細江が25ヤードを走りきりTDと思われたが、反則を犯し4thダウン15ヤードと追い込まれてしまう。しかしまたもスイーププレイでRB#7細江が15ヤード走りきりFDを更新する。敵陣12ヤードからの攻撃。エンドゾーンは目前だが、攻め手をかきゲインすることができず4thダウンでFGを選択する。これをK#24西内が落ち着いて決め、10−0とする。
 理工のキックにより試合再開。敵陣30ヤードで止め、この時点で前半残り20秒。商学はQBを#87にかえ、ロングパスを試みるが、理工ディフェンスが落ち着いて守り前半終了。

 3Q。商学のキックで後半開始。#5渡邉(恒)が自陣40ヤードで押さえ理工の攻撃。RB#7細江RB#29小川の2つのランプレイでFD更新。1stダウン、RB#7細江のブラストプレイで9ヤードゲインするが、あと1ヤードが取れずパント。タッチバックにより自陣20ヤードより商学の攻撃。理工ディフェンスが3回をきっちり止めパントへ。
 自陣45ヤードより理工の攻撃。最初のスイーププレイ、RB#7細江がサイドライン際でタックルをかわしてあがったところを、T#66日下部(3年・札幌日大)がここしかないという絶妙のタイミングのブロックで走路を開け、そのまま走りきりTD。TFPのキックもK#24西内が決め17−0とする。
 理工のキックで試合再開。またも#89林の好タックルで、自陣25ヤードから商学の攻撃。3rdダウンのブラストプレイでLB#56松井(2年・日大鶴ヶ丘)がブロッカーごとキャリアーをタックルする力技を見せパントに追い込む。
 自陣45ヤードより理工の攻撃。RB#7細江のファンブルなどもありパント。このパントをWR#32横田(1年・日大)が俊足を生かし敵陣2ヤードで押さえる。
 商学2ndダウンのブラストプレーをDE#57古宮(4年・千葉日大一)DE#27渡邊(汗)(3年・日大一)の好タックルなどもあり、商学オフェンスにゲインを許さない。

 4Q。商学のパントにより、敵陣40ヤードから理工の攻撃。スイーププレイでRB#29小川の好ブロックによりFD更新。しかし次のプレイでハンドオフミスを犯し商学にリカバーされてしまう。自陣30ヤードから商学に攻撃権を与えてしまうが、商学もハンドオフミスを犯し、再びターンオーバー。
 敵陣35ヤードから理工の攻撃。勢いに乗っていきたいところだが、またしてもRB#7細江が痛恨のファンブル。商学にリカバーされてしまう。雨の影響もあってか、商学もファンブルを繰り返す。DT#98柴田がリカバーし、敵陣20ヤードから理工が再び攻撃権を得る。
 理工はRB#7細江の3回のランプレイで1stダウンを獲得し、敵陣9ヤードまで攻め込む。攻め手をかき3rdダウン10ヤードとなってしまうが、QB#10太田のカウンタープレイでエンドゾーンまで残り2ヤードとする。最後はRB#7細江のスイーププレイでTD。しかしTFPのキックは失敗し、23−0となる。
 理工のキックで試合再開。#20高木(2年・日大三島)#89林の好タックルにより自陣20ヤードから商学の攻撃となる。1stダウン、商学のパスをSS#89林がインターセプト。敵陣25ヤードという絶好のフィールドポジションを得る。
 RB#7細江RB#29小川のランプレイでリズムよく攻め込み3rdダウン3ヤード、RB#7細江のスイーププレイで18ヤードを走りきりTD。TFPのキックも決め30−0。
 理工のキックにより試合再開。#54内田(1年・熊本マリスト学園)の好タックルにより、自陣30ヤードから商学の攻撃。1stダウン、商学はQB#17からTE#87へのパスが成功したが、CB#20高木FS#21青野(4年・日大櫻丘)のハードヒットでファンブルさせ、LB#54内田がリカバー。理工に攻撃権が移り、ニーダウンで試合終了。激しい雨の中、理工が30−0で商学を下した。

文責 #66・#7



Shino's EYE

 雨天の中の試合、しかも急遽控えQBが出るという状態。さらに、またも相手の資料がなくスカウティングできないなどさまざまな悪条件が重なった状況での試合であった。そのなかで勝利をおさめたことは評価できるであろう。

 オフェンス。相手の徹底的なランつぶしのブリッツディフェンスに苦戦したが、後半はきちんとアジャストできてゲインすることができた。今のうちの状態だと他のチームもそのようなディフェンスをしてくることが大いにありうる。落ち着いてアジャストすること、プレイの幅を広げることが必要であろう。

 一方、ディフェンス。未だ対外試合で得点を許していないことは大いに評価できる。また今回は雨だったこと、相手QBが予想と違かったことなど有利な点もあった。しかし今のディフェンスは完璧であろうか?タックルミスやカバーミスもあるし、しっかり自分の仕事をできていないところもある。

 この日、生科が国関に大苦戦の末、なんとか勝った。ここで「今年は生科に勝てるな〜」なんて思ったら大間違い。昨年も同じ状況で油断して負けた。うちのチームは決して強くはない。生科戦の前に負ける事だってないとは言い切れない。今後の最大の敵は「油断」である。




STARTING MEMBER
OFFENSEDEFENSE
SE87岩田DE27渡邊(汗)
T78齋藤DT98柴田
G77池上DT66日下部
C76田中DE77池上
G57古宮LB渡邉(恒)
T66日下部LB42
TE89LB56松井
WR32横田CB24西内
QB10太田CB20高木
RB29小川SS89
RB細江FS21青野
K24西内P24西内



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