vs明治大学ロードランナーズ

 6月20日、日大理工グラウンドにてオープン戦第2戦となる、“明治大学ロードランナーズ”戦が真夏を思わせる天気の中、行われた。明治には一昨年、昨年と連敗を喫していた。

 1Q。理工のキックオフによって試合開始。K#24西内(3年・都立三田)の好キック。#32(この日は#23を着用)横田(1年・日大)のタックルにより、リターンを許さず明治の攻撃となる。
 明治の自陣8ヤード付近より明治の攻撃開始。明治の3回のランプレーをDT#98柴田(3年・県立関)のロスタックル、CB#20(この日は#88を着用)高木(2年・日大三島)の好タックルによって、ノーゲインで終わらせる。パントで理工は痛恨のラフィング・ザ・キッカーの反則を犯し、FDを更新されるが、ここでもLB#42権(2年・都立三田)を中心に集まりの良いディフェンスでFDの更新を許さない。今度は、パントでスクランブルされるもこれをなんとか防ぎ、理工は好ポジションで攻撃を開始する。
 敵陣20ヤードより理工は攻撃開始。RB#29(この日は#44を着用)小川(2年・千葉日大一)のダイブプレイ、RB#7細江(3年・千葉日大一)のブラストプレイによりFDを更新する。最後は、RB#7細江のブラストプレイにより先制点を挙げる。TFPのキックを成功させ、7−0と先制に成功する。
 理工のキックにより試合再開。またもK#24西内の好キック、今度は#89(この日は#70を着用)林(1年・日大鶴ヶ丘)のタックルによりリターンを許さず、自陣5ヤードより明治の攻撃。1プレイ目のランをDT#98柴田のロスタックルによりセーフティを奪い、スコアを9−0とする。
 明治のキックにより試合再開。理工のリターンはうまくいかず、自陣20ヤードより攻撃開始。このシリーズはRB#7細江RB#29(#44)小川のランプレイにQB#14関(2年・土浦日大)からTE#81(この日は#83を着用)長崎(1年・日大三)RB#29(#44)小川へのパスをうまく混ぜ、FDを更新し敵陣30ヤード付近まで攻め入る。

 2Q早々、RB#7細江がOLの好ブロックに助けられ約30ヤードを走りきりTD。TFPのキックも成功させ、16−0とする。
 理工のキックにより試合再開。自陣35ヤードより明治の攻撃。パスにより、FDを更新されるもランはDE#27渡邊(汗)(3年・日大一)の好タックルもありFD更新を1回に抑え、攻守交代。
 自陣22ヤードより理工の攻撃。今回はパスプレイ中心で攻めるもFDを更新できず、パントに終わる。自陣35ヤードから明治の攻撃開始。今回も1本のロングパスによりFDを更新される。しかし、ランプレイはDT#66日下部(3年・札幌日大)のタックル、3rdダウンのランプレイもLB#42権の素早いタックルにより止める。4thダウン、明治はFGを選択するも、失敗に終わる。
 理工、自陣25ヤードより攻撃開始。ランプレイによりFDを1回更新するが、その後が続かず攻守交代。前半最後の明治のシリーズ、ロングパスを狙うも、理工DB陣が防ぎ前半終了。

 3Q。明治のキックにより試合再開。自陣25ヤードから理工の攻撃。前半の勢いのままいきたかったがFDを更新できず。明治、自陣40ヤードより攻撃開始。ランは前半と同じようにDLが止めSS#32(#23)横田の好タックルでゲインを許さない。さらに3rdダウン、LB#5渡邉(恒)(4年・日大鶴ヶ丘)のインターセプトによって、後半も理工が勢いをつかむ。
 理工、敵陣45ヤードより攻撃開始。RB#29(#44)小川のランでFDを更新するも、直後にパスをインターセプトされ攻守交代。
 明治、自陣30ヤードより攻撃開始。このシリーズに、この試合初のランでのFDを許す。その後は集まりよく明治の攻撃を止め、明治のパント。これを理工がブロックして、理工は敵陣25ヤードという絶好のポジションからの攻撃となった。
 RB#7細江のランによって前進。WR#87岩田(3年・大垣日大)へのパスも通しゴール前へ。最後はRB#7細江のランでTD。しかしTFPのキックは失敗に終わり、スコアは22−0となる。
 理工のキックにより試合再開。明治は自陣20ヤードからの攻撃となる。

 4Q。理工ディフェンス陣は明治にゲインを許さず、攻守交代。理工、敵陣からの攻撃となるが、FDを更新できずにパントを選択する。P#24西内の好パントにより、明治は自陣10ヤードからの攻撃となる。
 ここまでは機能していた理工ディフェンス陣だったが、このシリーズから崩れ始める。立て続けにFDを更新され、ゴール前まで攻め込まれてしまう。ゴール前での攻防、ここで理工ディフェンス陣の目が覚める。1stダウンのランをロスタックルし、2ndダウン。LB#5渡邉(恒)SS#32(#23)横田のラッシュによりプレイを崩し、LB#89(#70)が値千金のインターセプト。何とか明治の攻撃を無得点で終わらせる。
 理工、自陣10ヤードより攻撃開始。苦しいポジションではあったが、RB#7細江のロングゲインによって、フィールド中央まで進む。そして、最後はニーダウンで試合終了。理工が22−0と「3年越しのリベンジ」を果たした。



 春から様々な課題を持って練習に取り組んできた。すなわち前期の集大成ともいうべき試合。前半はオフェンス、ディフェンスともスカウティング通り順調だった。オフェンスは、ライン陣の縦押し、RB陣の1ヤードでも多くという気持ちが強く感じられ、ランが良く 出ていた。ディフェンスは、初めてのゾーンブロックオフェンスを相手にしたが、1人1人が役割を守りランは完全に封じ込めた。
 しかし、すべての課題がクリアできたわけではない。オフェンスは、この試合でのオプションはすべてファンブル。ディフェンスは、スカウティングしていた以外のプレイへのアジャスト能力不足。全体として、スタミナ不足が目立った。これらの課題を1つずつクリアしていき、秋季リーグ優勝、そして選手権優勝を目指したい。

文責 #98



Shino's EYE

 まずは連敗していた相手に勝てたことは素直に喜ぼう。

 オフェンス。「Drive」がやっとできだしたのではないだろうか?現状に満足せず、もっと努力を重ねてほしい。もうちょっとパスが増えると幅が広がるだろう。
 ディフェンス。対外試合では未だ得点を許していない。これだけ見れば素晴らしいのだが、実際はどうだろう?ランは結構止められるものの、パスは相変わらず弱い。昨年もパスでの失点が多かったので、きちんと整備しなければ、秋、勝ち残れないだろう。また、全員「Get the ball」の心を忘れないでほしい。常にボールを狙っていこう。
 スペシャルチーム。今回はキックオフでよいフィールドポジションを得られたことが勝利につながっただろう。もっともっと練習して秋は楽に試合ができるようにしよう。TFPのキックを外すのはキッカー1人の責任ではない。チームとしてもう1度整備する必要がある。

 結果的には春季は全勝で終えた。しかし現状に満足していては、同じ過ちを犯すだけだ。更なる努力を期待する。秋に笑うのは我々だ。




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