vs帝京平成大学ブルーウィングス

 5月23日、今季初の対外試合となる“帝京平成大学ブルーウィングス”戦が、帝京平成大グラウンドで行われた。帝京平成は関東学生アメリカンフットボール連盟・エリアリーグ所属であり、KCFF所属ではないチームとの対戦であった。

 1Q。理工のキックオフにより試合開始。自陣30ヤードから帝京平成が攻撃開始。試合の流れを作るために、3回で終わらせたいところだが、帝京平成のオープンプレイやパスにより2回FDを更新されてしまう。しかし、これ以上のゲインを許さず攻守交代。
 自陣20ヤードより理工の最初の攻撃開始。ここで、理工はRB#7細江(3年・千葉日大一)RB#29(この日は#44を着用)小川(2年・千葉日大一)のランプレイを中心に敵陣ゴール前まで攻め込む。4thダウンでFGを選択し、これをK#24西内(3年・都立三田)が決め、3−0と先制に成功する。
 理工のキックオフにより試合再開。理工ディフェンス陣がFD更新を許さず、オフェンスに流れを作り攻守交代。

 2Q。50ヤード付近より理工攻撃開始。1プレイ目でRB#7細江が約50ヤードを走りきりTD。TFPも決め10−0とリードする。
 しかしこの後両チームともFDを更新することができない。帝京平成の攻撃。この嫌な流れをLB#42権(2年・都立三田)DT#98柴田(3年・県立関)のロスタックルにより断ち切る。ここでFS#24西内のインターセプトによって帝京平成陣ゴール前までディフェンスで攻め込み、攻守交代。
 敵陣ゴール前10ヤードから攻撃権を得た理工。最後はQB#14関(2年・土浦日大)からTE#32(この日は#31を着用)横田(1年・日大)へのTDパスにより得点を重ね、TFPも成功させ17−0とする。
 帝京平成の攻撃。攻撃は3回で止まりパントへ。理工の攻撃。自陣深くからの攻撃をRB#7細江のラン、TE#32(#31)横田へのパスによってFDを重ね、最後はQB#14関WR#10(この日は#82を着用)太田(1年・日大鶴ヶ丘)に52ヤードのパスを通し、TD。TFPも決め、24−0とし前半終了。

 3Q。帝京平成のキックオフにより試合再開。理工は自陣40ヤードより攻撃開始。WR#87岩田(3年・大垣日大)へのパス、RB#7細江のロングゲインによってゴール前まで攻め込み、最後はRB#7細江のランにより、TD。TFPも成功させスコアは31−0。
 帝京平成のパス中心の攻撃を防ぎ、3rdダウン。今度はLB#42権がインターセプト。
 理工は敵陣30ヤードという好位置から攻撃開始。このシリーズTBに入ったRB#29(#44)小川が、G#77池上(2年・攻玉社)T#66日下部(3年・札幌日大)の好ブロックに助けられ、30ヤードを走りきり、TD。TFPも決め、38−0。
 帝京平成の攻撃。3rdダウンの相手スナップミスをDT#98柴田が、リカバーし攻撃権を得る。
 しかし、理工はこの好機を生かすことができず、パスを帝京平成#61にインターセプトされ好機を逃す。
 帝京平成の攻撃。3rdダウンFD更新まで2ヤードとされるが相手のドロープレーに理工DL陣が反応しFD更新を許さず、パントへ。

 4Q。反則による罰退があったがRB#7細江のロングゲインにより敵陣深くへと攻め入り、最後は、RB#29(#44)小川がこの日2本目のTD。しかしTFPのキックはは失敗に終わりスコアは44−0。
 帝京平成の攻撃。ここから理工は未経験者の1年生が試合に参加する。相手の反則・ミスに助けられてパントに。これをSS#10(#82)太田がブロックしてそのまま持ち込みTD。TFP成功によってスコアは51−0。
 帝京平成の攻撃を集まりよく、ゲインを許さずパントへ。しかし、理工の攻撃は、ランを止められ、この日2本目のインターセプトをされ攻守交代。
 帝京平成の攻撃。ラン・パス共にとめ、3rdダウンで相手QBがタックルされファンブルしたボールをDE#27渡邊(汗)(3年・日大一)がリカバーし攻守交代。
 理工の攻撃。WR#87岩田へのパスでFDを更新し、QB#14関からTE#32(#31)横田へこの日2本目のTDパスが通る。しかし、またもTFPのキック失敗によりスコア57−0。
 ここで理工は意表をついてオンサイドキックを試みる。これを成功させ理工は再び攻撃権を得る。ラン・パスをうまく使い残りわずかな時間でTDを取りにいく。最後はG#56(この日は#97を着用)松井(2年・日大鶴ヶ丘)の好ブロックによってRB#7細江がこの日3本目のTD。TFPを決め64−0となり、試合終了。



 この試合は相手チームの情報が皆無の中行われた。この前のOB戦で見つかった課題『OLの縦への押し込み』はランが出ている分できているように思われるが、1試合を通して相手のタックルミスに助けられたように思えた。まだまだ、力不足は改善されていないようだ。また、前からの課題であるブリッツの対策がまだ完全とはいえないだろう。ディフェンスも両SBからの攻撃などあり、モーション対策、ドローやスクランブル対策と今回の帝京平成との試合は学ぶことの多い試合になったと思う。

文責 #98



Shino's EYE

 相手のフォーメーション、プレイの種類、選手の特徴など全くわからない状態での試合であった。このような場合、試合中でのアジャストが他の試合に比べて、より重要となる。残念ながら日大学部別リーグではこの様なことが多いので、秋に向けてよい経験になったであろう。

 勝った試合から次への課題を見つけることは、負けた試合から見つけるより大変なことである。現に今回の試合に大勝したからといって100点満点の試合ができたであろうか。私はできていないと思う。TFPのキックを外したり、スペシャルチームへの交代のときスムーズにいかなかったり、集中力の欠如からおこるミスが何度かあった。このようなミスは1点を争う試合では致命傷となってしまう。絶対に無くさなければならない。

 次は慶應義塾大学ナイツ戦。昨秋、KCFF参加1年目にしながら、強豪ぞろいのリバティリーグで3位になったチームである。また、我がチームが2年連続で負けている、明治大学ロードランナーズにも勝利している。相手に不足はない。今度こそつまらないミスを無くさなければ、試合に勝つことはできないであろう。(※後日、慶應義塾大学ナイツ戦は中止となりました。)
 次の試合まであと3週間ある。もう1度今までやってきたことも一から思い出し、後半2試合に臨むべきではなかろうか。




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