vs商学部マーキュリーズ

 10月5日、日大理工グラウンド。国関戦は大雨だったが、今回は好天に恵まれた。相手は好パサーを擁する“商学部マーキュリーズ”。春のオープン戦で露呈したパスディフェンスがどの程度修正できたかが勝負のかぎとなった。

 1Q。理工のキックオフにより試合開始。商学最初の攻撃は、理工ディフェンス陣がFDを許さずパントに終わる。理工の攻撃は、G#99花野(恭)(3年・日大鶴ヶ丘)の好ブロックもあり、RB#19佐藤(4年・日大鶴ヶ丘)のパワープレイでいきなりのロングゲイン。この後もRB#33荒木(4年・県立朝倉)RB#19佐藤のランでFDを更新していき、QB#7細江(2年・千葉日大一)のオプションキープでTD。TFPのキックは失敗に終わるが、6−0とあっさり先制する。
 商学の攻撃は、RB#16のランで1度はFDを更新するものの、ハンドオフでミスをし、こぼれたボールを理工DT#98柴田(2年・県立関)がリカバーしターンオーバー。
 理工はこのシリーズもRB#33荒木RB#19佐藤のランでゲインを重ねていき、最後はT#66日下部(2年・札幌日大)がFSをブロックするという好プレイもあり、RB#19佐藤のパワープレイでTD。今度はTFPのキックも成功し、13−0とする。

 2Q。商学の攻撃は、FDを更新できず攻守交代。
 理工は、RB#33荒木RB#19佐藤のランに加え、QB#7細江のオプションキープ、スクランブルでゴール前5ヤードへ。しかし、ここでディレイ・オブ・ザ・ゲームの反則。5ヤード罰退して、敵陣10ヤードからの攻撃は、QB#7細江からTE#4花野(修)(3年・日大鶴ヶ丘)へのプレイアクションパス。これが成功しTD。TFPのキックも決まり、20−0となる。
 続く商学の攻撃は、理工DE#99花野(恭)のQBサックもあり、3回で終わると思われたが、3rdダウンの攻撃で理工がラフィング・ザ・パサ―の反則を犯してしまう。するとQB#10からWR#7へのパスが相次いで決まりFDを更新。しかしここで理工ディフェンス陣も踏ん張り得点を許さない。
 理工は、RB#19佐藤QB#7細江のランで敵陣28ヤードまで攻め入る。ここでビックプレイが飛び出す。QB#7細江からWR#44小川(1年・千葉日大一)へのショートパスが成功。すると、商学CBがタックルミスを犯し、WR#44小川がこのまま走りきりTD。TFPのキックも決まり、27−0とし前半終了。

 3Q。商学のキックオフで試合再開。理工はRB#19佐藤のスイーププレイで後半開始早々TD。TFPのキックも決まり34−0とリードを広げる。
 ここから商学が反撃。QB#10からTE#87、WR#7、WR#9へのパスがおもしろいように通り、敵陣18ヤードまで進む。ここでQB#10のキーププレイ。理工ディフェンス陣がタックルミスをしTD。TFPのパスは失敗に終わったかと思われたが、ここで理工がまたもラフィング・ザ・パサ―の反則。しかしQB#10のスニークを理工が素早い反応で止め、TFPは失敗に終わる。スコアは34−6と差は縮まった。
 理工は、RB#19佐藤RB#33荒木QB#7細江のランで敵陣35ヤードへ。ここで QB#7細江からWR#44小川へのパスが通り敵陣20ヤードまで攻めるが、商学SS#16のQBサックもあり4thダウンに。理工はFGトライ。これをK#24西内(2年・都立三田)が決め3点追加。37−6と再びリードを広げた。

 4Q。商学の攻撃は理工LB#42権(1年・都立三田)のロスタックルもあり3回で終わりパント。
 理工はこのシリーズもランプレイで敵陣40ヤードまで攻める。ここでG#77池上(1年・攻玉社)の好ブロックが飛び出しRB#19佐藤のパワープレイでTD。TFPのキックも決まり、44−6とさらにリードを広げる。
 この後は両チームファンブルやインターセプトなど攻め手を欠き、2度ずつパントに終わる。商学はパントフェイクのパスを見せるが理工はこれを落ち着いて守り攻守交代。
 理工はこのシリーズからQB#14関(1年・土浦日大)に交代。国関戦では封印していたパスをRB#33荒木に通す活躍。最後はまたもRB#19佐藤のパワープレイでTD。TFPのキックも決まり、51−6とし、試合残り時間約10秒。誰もがこのまま試合は終わると思っていた。
 続く理工のキックオフ。K#21青野(3年・日大櫻丘)がオンサイドキック。蹴られたボールは10ヤードギリギリ転がり、そのボールを理工#27渡邊(汗)(2年・日大一)がリカバー。再び理工が攻撃権を得る。すると、RB#19佐藤がなんと55ヤードを走りきりTD。TFPのキックもきっちり決め、58−6として試合終了。理工が2戦目を思わぬ大差で勝利を収めた。



 オフェンスはエースQB#7細江が怪我から復帰し本来の爆発力が出てきた。それにバックアップQB#14関がパスを決めたり、G#77池上の活躍も明るい話題であろう。ただ、もう少しパスが増えるとプレイに幅がでるのではないだろうか?
 一方、ディフェンスもLB#42権やDL陣が好タックルを連発しランディフェンスは良いだろう。しかし課題であったパスディフェンスはもう少し練習が必要であろう。特に得点をされたシリーズはパスを立て続けに通されてしまった。しかし、こちらも国関戦に続きCB#88高木(1年・日大三島)がよく頑張ったと思う。

 次は、昨年、一昨年と試合をしていない経済学部キャバリアーズ戦。相手は未知ではあるが、今回の反省をしっかりし、基本をしっかりやり、油断をしなければ勝利をおさめることができるであろう。




STARTING MEMBER
OFFENSEDEFENSE
SE44小川DE16本吉
T76篠宮DT98柴田
G99花野(恭)NG57古宮
C78齋藤DT27渡邊(汗)
G97松井DE99花野(恭)
T66日下部LB5渡邉(恒)
TE4花野(修)LB42
WR28井上CB28井上
QB7細江CB88高木
RB33荒木SS4花野(修)
RB19佐藤FS21青野
K21青野P21青野



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